
何故、無添加に拘って作っているの?
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こんにちは、東京の鹿の山中です。
ペットフードを選ぶとき、どんなポイントを気にしていますか?
きっと「品質の良い素材であること」や「不必要な添加物が入っていないこと」を大切にされている方が多いと思います。
東京の鹿を立ち上げた当初、最初に作った鹿肉ジャーキーは、なんと1週間ほどでカビだらけになってしまいました。
「梅干しみたいに塩を入れるわけにもいかないし…どうすれば?」
と落ち込んでいたとき、知り合いのペットショップの方からこんな言葉をいただきました。
「いいね、それは添加物が入っていない証拠だよ!」
思いがけず前向きな言葉にハッとしました。
そのとき初めて、市販のペットフードには保存料や着色料が多く使われていることを知ったんです。
もちろん「添加物=悪」だとは思っていません。
必要な場面で適切に使うことは、むしろ安心や安定した品質につながる大切な技術です。
ですが、ペットフード業界を見ていると、つい疑問に感じてしまう商品にも出会ってきました。
- 「無添加」と書いてあるのに、成分表を見たら添加物がずらり…
- 成分表に添加物がなくても、作り方や状態からみて「これは…」というもの…
実は「原材料の時点で保存料などが含まれている場合は、最終製品に表記しなくても良い」──そんなルール(キャリーオーバー)も存在します。
でも東京の鹿では、鹿やイノシシといった原材料を私自身が調達しているため、そもそも添加物が入り込む余地すらありません。
原材料の素性が明確だからこそ、本当の意味で「無添加」と胸を張って言えるのです。
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私は思うんです。
いろいろな商品があって良いけれど、「ただ干しただけ」のシンプルなフードも、選べる選択肢としてあってもいいんじゃないかと。
東京の鹿では、余計なものを一切加えないシンプルな製法を大切にしています。
✅ 長期間保存のための保存料
✅ 色をよく見せるための着色料
✅ 香りをごまかす人工香料
──これらは一切使っていません。
*(※ドッグフードのみ、健康維持のためビタミンAを微量添加しています → [詳しくはこちら]
ジャーキーはしっかり水分を抜いているため、保存料を使わずともカビの心配はありません。
素材本来の風味と安心感を、ぜひ一度お試し頂ければ幸いです。