何故ドッグフードにビタミンAが添加されているのですか?
共有
東京の鹿のドッグフードには「健康にとって必要だ」という考えの基に、ビタミンA(レチノール)を最小量添加しております。
その為、「無添加」や「完全無添加」とは言わず「保存料・香料 無添加」という表記になっております。
商品は総合栄養食としてAAFCO基準を採用しております。
→AAFCOについて
もちろんAAFCOの基準に適合=健康にとって良いフードとは考えておりません。
あくまで最低限のフードの質を担保する基準として捉えております。
健康の1要素である栄養成分に関しまして、私共のドッグフードはこの基準の真ん中を狙う事が1つの正解であると考えました。
AAFCOが定める栄養素の成分表(英語)によると、例えばビタミンAに関しては成犬期用で 5000~250000 IU/kg と定められています。
(タンパク質などは下限値のみ規定で18%の所、弊社は28%以上)
IU(アイユー)という単位は国際単位で馴染が無いと思われますが、実はμg(マイクログラム)に変換が出来ます。 無論、「タ〇リン1000mg配合」でお馴染のミリグラムにも変換できます。 要するに、1㎏の中にどれだけビタミンAが含まれているか?という事ですね。
東京の鹿のドッグフードは、ペットの健康を考え日々研究している無添加ペットフードの工場との協力で製品化出来た物であります。
その工場との研究結果の共有時にて、ビタミンが豊富と言われている鹿肉だが思ったよりビタミンAが低く出てしまう という物がありました。
これは私も意外であり、常識を覆されるものでした。
それでも基準の下限である 5000IU/kgはぎりぎり届いていましたので、このまま作り完全無添加フードと謳う事は出来ました。
しかし、製造ロットによって数値が基準を下回ってしまう恐れがある事や、健康を主軸として考えた時に下限よりも真ん中の値(127500 IU/kg 程度)を狙ってお作りした方が適切であろうという思いから、「ビタミンAを基準中央を狙う様に最小量添加する」という決断をしました。
実は東京の鹿のドッグフードはビタミンAの事だけ除けば、完全無添加のフードとなっております。
添加量も多い場合で 3mg(ミリグラム) /kg (122500IU/kg) 程となります。
宣伝の為だけに無添加と謳いたくはありませんでした。 あくまで健康が第一ですので。
これらを知った上でお求め頂けると幸いでございます。